31)エクササイズ−11(JDR NEWS 1992/02月)
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- このページ(エクササイズ−11)は、これまでご紹介したエクササイズ−8と殆ど同じ内容です(解説文の表現が多少異なっている程度です)。ですが、エクササイズ編の流れに沿って一応ご紹介致します。但し、画像ファイルもエクササイズ−8と殆ど同じものを使用しています。予めご了承下さい。
デイリーエクササイズ(毎日の練習 No.3)
- スケール(音階)
- 決めたテンポを守って正確に音のつながりや音の終始に注意しましょう。
- 練習方法
- ゆっくりしたテンポで始め、音のつながりがスムーズになるよう気を付けながら練習しましょう。
- 音量はmfで均一な音量を心がけ、すべての長調や短調のスケールを計画的に練習しましょう。
Cdur→D♭dur→
Cmoll→C♯moll→
- アルペジオ(分散和音)
- 3度以上の間隔のある音をスムーズにつなげる練習です。
練習方法 スケールと同じように練習します。
![](../../../image/study803.gif) |
![](../../../image/study804.gif) |
![](../../../image/study805.gif) |
3度上がって2度下がる |
4度上がって3度下がる |
5度上がって4度下がる |
![](../../../image/study806.gif) |
![](../../../image/study807.gif) |
![](../../../image/study808.gif) |
6度上がって5度下がる |
7度上がって6度下がる |
8度上がって7度下がる |
3度進行
- アーティキュレーション(フレージング)
- すべての指が自分の意思通りに動くようにするための練習方法です。
練習方法 スケールやアルペジオに取り入れて練習します。
- ダイナミクス(音量)
- 単に大きな音や小さな音よりもアタックや音色で音の強弱を表現しましょう。
- 練習方法
- いろいろなアタック(音の出し始め)ができるように練習します。
- 息の量とスピードを呼吸とアンブシュアのコントロールで調節します。
![](../../../image/study1101.gif)
pp=小さい音より静かな音。
ff=大きい音より力強い太い音。
- ヴィブラート
- ヴィブラートは一つの装飾方法ですので、ヴィブラートを一切使わないで吹ける事も重要です。
- 練習方法
- ロングトーンをしながら瞬間的におなかにちからを入れ、リードの中を通過する息が一瞬早くなるようにします。この動作をおなかの動きが小さくできるように息をコントロールします。
![](../../../image/study814.gif)
ノンタンギングで息を瞬間的に強く押し出します。
- トリル
- トリルは曲の速度によって回数やスピードを変えなければなりません。トリルの数や音の高さは作曲された時代や譜面の指示によって異なりますのでその都度練習しましょう。
- トリラー(かけるタイミング)
- トリラーは前の拍にまたがっている方法と拍の頭からの方法があります。
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