バックナンバー:396 2021/01/20


 

オーボエファンの皆様、音楽ファンの皆様、ドイツファンの皆様、

お元気でお過ごしでしょうか?

 

本日はイレギュラーの発行です。

 

テレビ、新聞、インターネット、どこも「コロナ」「コロナ」で、皆様はさぞか

し「うんざり」なさっていらっしゃる事と御推察申し上げます。しかしご自分の

健康、ご家族の健康を考えるとニュースを無視する事はできません。残念ながら

オーボエや音楽のテーマはございません。

 

本日のテーマは2つだけです。

 

「武漢ウィルス感染症で恐ろしいのは?」

去年の今ごろ、中国の武漢では新しい肺炎、と騒ぎ始めました。その後、イタリ

アでは、呼吸器疾患の患者が急増し、緊急患者に手の施しようもなく急死。そん

な状態が発生しパニック状況に陥りました。今は世界中が状況に慣れてきていま

す。しかし依然パンデミックは収まっていません。

 

「FFP2マスク、N95マスク、KN95マスクのお勧め、そして再利用の注

意点」

ドイツの首相官邸と州知事の会議により、昨日(1月19日)2月14日までの

ロックダウン延長が決まりました。また公共の交通機関、人が集まる場所などで

の医療用マスク、或いはFP2マスクの着用が義務化されました。読者の皆様に

も、自分以外の人への飛沫を防ぐ為のマスクでなく、自己防護の為のマスク着用

をお勧め申し上げます。

 

どうぞ読者の皆様、武漢ウィルス感染にはご注意いただき、お元気でお過ごしく

ださい。

 

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■ 武漢ウィルス感染症で恐ろしいのは?

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ドイツもオーストリアもロックダウン延長。フランスでは対策を再び強化。日本

は第3波で首都圏、関西圏、その他の地域にも緊急事態宣言。どこもかしこもコ

ロナ、コロナで始まった2021年です。ちょっと前の記事になりますが、ジャ

ーメジャムというイランの新聞に掲載された日本のコロナ対策への批判がありま

した。

スウェーデンと日本の危険な新型コロナウイルス対策

http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/src/read.php?ID=50373

日本政府の「Go to」政策が「危険」と書かれています。私も同じ意見です。ブレ

ーキをかけるべきところでアクセルをふかすのですから、コントロールが非常に

難しくなります。F1レーサーが命がけで練習を積んで行う技術を、コロナがど

んなに危険な感染症であるかも把握しておらず、前例もない中で、このような運

転を行うのは無謀、と言えます。

 

現在のドイツの状況は1日の死者数が1000人です。それに比べると、日本は

まだヨーロッパの様な収集がつかない程の感染者数ではありませんが、去年の夏

頃はドイツでも今の日本と同じような状況でした。

 

指数で10万人当たり50人という一日の新規患者数が1週間以上抑えられなく

なった時が危険です。この指数を超えると感染経路の追跡が不可能になり、患者

数が急増します。東京はこの危険領域を超えつつあります。

「直近1週間の人口10万人あたりの感染者数」

ページの下部に指数計算が表と共に掲載されております。

https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/data/#latest-weeks-card

統計だけで判断するとまだ大丈夫かな、という推移ですが、状況はそう単純では

ありません。

 

普通に生活していると、「何をそんなに騒いでいるの?」と思ってしまいます。

「報道は煽らないで!」と訴える人もおります。

「指数で見ても、たいした数字ではないではないか!」とおっしゃる方は多いで

す。

「インフルエンザの比べても患者数は遥かに少ないです。」と数字を並べて頑張

って反論する方もいらっしゃいます。

「スウェーデンは何の対策もしないのに、第2波の患者数は少ない。だから人の

行動を制限するのは間違っている。」というご意見の方もいらっしゃいます。

 

しかし感染症患者が増える事による大きな問題は、受け入れ先である病院がパン

クする事です。普通の生活ではお世話になることはほとんど無い病院ですが、交

通事故、心筋梗塞、脳溢血等、いくらでも自分が、或いは周りの家族が急患とし

て病院で緊急の手当てを受ける状況はあります。その病院の受け入れのキャパシ

ティが感染症患者で限界に達してしまうという状況が一大事なのです。あなたが

緊急の事態に陥り救急車を要請し、直ぐに救急車が駆け付けても、受け入れ病院

が無いとしたら、あなたは病院探しでたらい回しにされます。実に恐ろしい事で

す。あなたのお子さんが急性盲腸炎で直ぐに手術が必要でも急患受け入れはパン

クしていて手術を受けるどころではありません。

 

病院では通常業務もあり、手術を行ったりして患者の治療に当たっている訳です

が、感染症患者受け入れの為にベット数を確保して空けておく必要があります。

癌患者が予定通り手術を受けられなくなったりして転移が増したり、病巣が大き

くなってしまったりしたら一大事です。コロナではない症状で、体の具合が悪く

なっても、コロナ感染を気にして受診しない、という弊害も起こっています。

 

日本のコロナ緊急患者用のベット数は、ドイツと比べると非常に少ないのです。

だから病院は、少ない患者の増加でも、機能不能に陥りやすいのです。

 

医者や看護師、看護婦の現在の勤務は、去年の春から激化しており限界です。そ

の上病院勤務の人間は、世間からばい菌扱いを受けたりもしていると聞きます。

北海道や大阪では、通常の医療受持者だけでは手が足らず、自衛隊に人員派遣を

要請しました。これは異常事態です。

 

〈少しだけミュンヘンのボーゲンハウゼン市民病院の内科緊急病棟の様子をお伝

えいたします。〉

12月中頃から武漢肺炎患者が増え、ICUでは夜間の医師の仮眠する控室すら

ありません。空いているスペースは削られ、そこへ患者の為のベットを押し込む

状況です。

 

医者がICUに入る時は、厳重な感染装備対策を致します。一度そこを出ると、

その装備を全部脱ぎ、次に入る時はまた同じように着用する事になります。それ

が大変なので、トイレ、食事、一時休息も取らず、7時間ICUの中に閉じこも

り治療に当たります。

 

クリスマス前に母と息子(39歳)が、急患としてミュンヘンのボーゲンハウゼ

ン市民病院に救急搬送されました。母親は軽傷で1晩で帰宅し自宅隔離。息子の

意識は無く、ICUで機械に繋がれました。入院2日目の夜に1リットルの吐血。

医師が少ない夜間の出来事。宿直中の医師が、肺の出血個所を特定し止血成功。

今でも意識無し。症状は肺の桔梗を起こしており回復の確率はほぼ無し。

 

クリスマス後、コロナ以外の緊急受け入れにてナースのコロナ陽性が確認され、

濃厚接触者は直ぐに検査。更に4,5人の従業員の陽性が確認され、普通の緊急

受け入れ外来閉鎖。

 

病院の現場は常にこのような状況です。夏前には病院関係者のPCR検査は3日

に1回行われておりましたが、現在は1週間に1回。従業員たちは元旦から優先

的にワクチン接種を受けています。

 

インフルエンザとコロナとの決定的な差は、コロナの方が症状の進行が異常に早

く、ちょっと悪くなったら死を覚悟しなければいけない、という点にあります。

またインフルエンザでは見られない重度の後遺症がある事も特徴であり、かなり

深刻なケースがいたるところで確認されております。

 

スウェーデンの政治的な対応と患者数の推移を上げる方がいらっしゃいます。し

かし何もしなかったスウェーデンも公共施設を閉鎖など、徐々に規制は強まって

おります。そして死者数が増え続けているのが怖いです。

https://www.afpbb.com/articles/-/3326375

 

世界の対応策が感染を拡大しているのだ、とおっしゃる方は正かいらっしゃらな

いでしょうが、確かに対応策を講じると経済が疲弊する事は間違いありません。

でも、だからと言って、スウェーデン以上に何もしない状況の場所に、このご意

見をお持ちの方はいらっしゃりたいでしょうか?

https://www.tagesschau.de/ausland/mexiko-corona-121.html?fbclid=IwAR2sR8O6lJ8nzmvLqAYmvd6dPWG0bLjxAKSyYdpUkRYvOOwFMtjMhb7-FZo

(メキシコでは水際対策を実施していません。感染者数は13万人。)

https://www.facebook.com/tagesschau/photos/pcb.10159349236709407/10159349231274407

(武漢肺炎が蔓延していも海岸に押し寄せる人達、リオデジャネイロ、ブラジル)

 

このメールマガジンをお読みの読者には、オーボエ関係者が多いですから、是非、

人との接触をできるだけ絶って、感染にお気を付けください。気管、肺の病気で

すからオーボエ奏者は絶対に感染してはいけない病気です。

 

状況を楽観視し、武漢肺炎への政府対応や報道に疑問視していらっしゃる方は、

是非、感染発覚当時の中国の武漢と北イタリアで起こった事を思い出して頂けれ

ば、と思います。楽観的な方に、この様に申しても、聞きたくない事はスルーさ

れるかもしれません。受け入れたくない事実だと思います。しかし病院へ重症患

者が次々に運ばれてきて、医療従事者も倒れ、病院で何が起こったのか分からな

い状況だった。死者は増え、トラックで死体を運び出し、そこで一色単に葬られ

る。そんな状況を作り出さない為に、世界中の政府がロックダウン、水際対策を

行っているのです。

 

武漢の新型肺炎感染者「最大9万人」論文の衝撃

政府発表の約3倍、中国全土で最大14万人とも

https://toyokeizai.net/articles/-/330790

 

新型ウイルス、イタリアで感染急増 24時間で80人増

https://www.bbc.com/japanese/51654314

遺体安置所だった教会、すべてのひつぎ撤収 コロナ打撃の伊ベルガモ

https://www.afpbb.com/articles/-/3279295

イタリア首相を検察が聴取へ 新型ウイルス拡大、遺族ら告訴

https://www.bbc.com/japanese/53018502

以前にもご紹介した、作曲家、指揮者、ミラノ在住、杉山洋一の日記

http://suigyu.com/2020/04?fbclid=IwAR20nQ4BmDWi77aSnZtQQdlAPedpXk3OX2czKkAjEIFfuwMQJmyGE_3p24c#post-6748

 

新型コロナとインフル、死亡率・症状の違いは?

https://www.carenet.com/news/journal/carenet/51441

インフルエンザによる年間死者数はどれくらい?コロナとの致死率の違いは?医

師が解説します。

https://www.clinicfor.life/articles/covid-072/

 

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■ FFP2マスク、N95マスク、KN95マスクのお勧め、そして再利用の

注意点

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武漢ウィルス感染が収まらないドイツは年末から1月31日までのロックダウン

を実施。それで拡大は妨げる事ができましたが感染者数が高止まり。イギリスと

南アフリカでの変異種がイギリスとアイルランドで猛威を振るい、1月19日に

ロックダウンの2週間の延長と更なる内容の強化を決定しました。今まで公共の

交通手段や人が集まる場所、例えば売店とかスーパーマーケットなどでマスク着

用が義務付けられていました。マスクは自家製の布マスクでも、マフラーで覆う

事も許されておりました。それをFFP2マスクの着用に代えました。日本では

N95或いはKN95型のマスクです。普通のマスクより密でウィルスのフィル

ターが効き、感染防衛用に適しています。医療機関では既にこのマスクを着用し

ていました。ブレーメン州では12月から60歳以上の人に無料配布されており、

連邦政府も1月半ばからドイツ全土での60歳以上の人への無料配布を決め配布

中です。1月12日にバイエルン州が突如このFFP2型マスクの着用を高齢者

だけでなく、全員に拡大し強制としました。一挙にマスクの需要が増え、バイエ

ルン州での薬局では品切れ状態です。

 

私は、自分を守れるFFP2マスクを、先号で読者の皆様にお勧め申し上げまし

た。まだ実行されていらっしゃらない方は、是非ご購入いただき、自衛をお勧め

致します。

 

このマスクを使用するに当りの注意事項があるようです。

https://www.tagesschau.de/faktenfinder/ffp2-masken-wiederverwenden-105.html?fbclid=IwAR0Te9OGkZWmvUa5huP4KBM2DU7zgsYAjOO9bsnaO4JOoJkjcit8m0T2I_w

マスクを着用すると、自身の吐く二酸化炭素を多く吸い込むことになり、酸素不

足になります。専門家は小さいお子様へのマスク着用は、脳の発達を損なう危険

性があるので勧めないそうです。そして若者、我々成人者でも、このFFP2マ

スク着用の時間を75分以上続けてかけないようにし、その後は30分の休憩を

入れる事を勧めております。

 

またこのマスクは使い捨て用です。1枚につき8時間フィルター作用(電力加工

のフィルター作用)があります。付けたり外したりして、合計8時間まで使用で

きます。マスクは自分だけが使い、同じマスクを家族で共有したりするのは避け

て下さい。

 

しかし1枚につき5ユーロと安価では無い為、消毒して、再使用できないかをミ

ュンスターの研究所が行いました。その結果、消毒して5回までは使用できるこ

とが確認されております。それ以上は使用しない事。そしてそれ以内でも、湿っ

てきたら使用を止める事。

 

次に消毒の仕方です。

 

ウィルスは室内での温度ではかなり生き続ける事ができます。1回使用したマス

クは続けて使用せず、理想的なのは8日くらい放置すれば、マスクの付着したウ

ィルスからの害を防ぐことができます。従って一人に7つのマスクを用意し、1

日毎に5回使い回すという方法が可能となります。使用したマスクの保管場所は

台所や洗面所などの湿気の多い場所を避ける事が大事です。

 

もっと短い放置時間で同じマスクを使用したい場合は、オーブンで1時間80度

でマスクを熱し、ウィルスやバクテリアを殺す方法があります。ただ90度以上

になるとマスクの形が崩れます。崩れたマスクは使わないように!そしてオーブ

ンで熱する場合、上下から熱を加え、換気扇は回さないようにすること。換気扇

はオーブン内でウィルスを拡散させます。

 

アメリカの研究では1時間、空の炊飯器で熱しても同様の効果があると発表して

おります。その場合、マスクの下にハンカチを敷くように注意してください。炊

飯器の中に直接マスクを置くと、底の温度が100度以上になり、マスクが壊れ

ます。研究者は、マスクの消毒はこのように実現できますが、炊飯器が空焚きに

何回くらい耐えられるかの実験はしていないそうです。(こりゃ、駄目ですね!)

 

他の方法、例えば蒸し器、UV、乾燥機なども実験したようですが、お勧めでき

ないとの事でした。

 

ミュンスター研究所の検証

https://www.fh-muenster.de/gesundheit/images/forschung/ffp2/01_ffp2_info11012021_doppelseiten.pdf

 

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応援・激励・ご希望・ご感想・ご意見、ご質問メールは

contact[アットマーク]oboeinfo.de

 

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<オーボエ オンラインレッスン>

 

お宅からインターネット回線を使用しオンラインレッスンを受ける事が可能です。

 

マイクロソフト社の無料チャットソフトウェア「Teams」(推奨)、或いはスカイ

プを使いレッスンを行います。

 

ドイツとの時差の関係で、レッスン時間は日本時間の午後6時から9時までの間

でご相談に応じます。お申し込み、お問い合わせはメールでお願い申し上げます。

 

お住いの地域にプロのオーボエ奏者がいない場合でも、オンラインならレッスン

を受ける事が可能ですので、どうぞご利用ください。

 

オンラインレッスンでは、お使いの楽器、リードの状態や、響き具合を即座に診

断することは難しく、私が帰国中での通常レッスンとの組み合わせをお勧め致し

ます。

https://suemasaoboe.wixsite.com/oboeinfo

 

<日本で楽譜が手に入らない時>

 

オーボエの楽譜の出版はほとんどが輸入版です。そしてピアノやヴァイオリン、

声楽などに比べると売れる版数が少ないので、そもそもオーボエの楽譜を取り

扱ってくれる楽譜屋は非常に少ないのが現状です。ドイツやオーストリアに来

られた時にオーボエ関係の楽譜を沢山買えた、というご経験がある方がいらっ

しゃると思います。ベルリン、ミュンヘン、ケルン、ヴィーンなどの大きな都

市の楽器店には日本の楽譜屋よりはるかに多い楽譜が揃っています。そして何

と私の住んでいるブレーマーハーフェンにはダブルリードの楽譜の専門店があ

るのです。普通の楽器屋にある楽譜コーナーとは違い、ダブルリードのソロか

らアンサンブルまで出版されている楽譜の事ならほぼ全て分かります。日本で

楽譜が手に入らずにお困りの方、ご相談に応じます。

 

 

<全国のブラスバンドの指導者の方々へ>

 

オーボエという楽器は難しい楽器ではありません。初心者にいろいろな楽器を

同時に与えると、金管楽器は「プスー」と音にならず、フルートは「ヒュー」

と空を切る音ばかりで目眩がする。そんな中、オーボエは早くも音を出す事が

でき、すぐに音階も演奏できる楽器です。とっつきやすいのですがきちんとし

た指導者がいない場合は上達が難しいのは事実です。1日3時間、休日は6時

間以上練習する生徒さん方に悪い練習方法でトレーニングを強いると、悪い奏

法を身につけるために練習している事になります。

 

毎年、夏に東京、高松、浜松でのオーボエクリニックに講師として招かれ、初

心者を中心に指導を重ねております。コンクール前で集中しなければいけない

時期、生徒さん達が基本にしっかり戻る為の機会を設ける事は大変重要です。

またプロの演奏家でも一つの演奏会が終了し、次の段階にステップする場合で

も、常に基本に戻る事は忘れません。

 

きちんとした指導者がいない地方で、オーボエの生徒さん方とご一緒に奮闘さ

れている指導者の方でオーボエクリニック開催をご希望の際はどうぞ私にご相

談ください。ご一緒に方法を考えてみたいと思います。

 

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このメールマガジンは『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ を利用して

発行しています。

配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000120874.htm

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発行者:末政圭志

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