バックナンバー:201  2011/5/4


オーボエファンの皆様、音楽ファンの皆様、ドイツファンの皆様、こんにちは!

 

ドイツでは、ここ4週間くらい雨が降っていません。結構良い天気が続いてい

ますが、ここ2日くらい寒い日が続いています。所によっては雪が降ったとい

う事です。5月に雪が降るのはドイツでも珍しいことです。ライン川の水位は

ここ100年間の最低水準。貨物船はほぼ半分の積荷で航行しているそうです。

 

4月30日にブレーマーハーフェンでチャリティーコンサートを行いました。

その事については本文をお読みください。

 

最近の大ニュースは皆さんもご存知のようにビンラディン射殺に関する事です。

その事については本文をお読みください。

 

4月18日にスタンダード・アンド・プール社がアメリカ国債の格付けを引き

下げた事、ギリシャは負債を返済できない可能性があるというダブルパンチで、

ヨーロッパの株式市場は2パーセントもマイナス。ユーロも対円で一気に価値

を下げ1ユーロにつき先週は120円以上あったのがあっさり117円ちょっ

と。そして金が最高値をつけました。

□金価格が1500ドル突破し最高値:識者こうみる(ロイター)

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-20723420110420?rpc=131

 

金についてはドル建てですから、私個人は金は下がっていないけれどドルが安

くなったから相対的に金価格の上昇につながったと思っています。勿論ドルが

債務不能に陥れば、ドルは紙くずになり、金はものすごい勢いで上昇すること

になります。その為に通貨からの逃避が最近の金価格の高水準の理由です。

 

株式市場は復活祭前にアップル社が好成績を発表して、ハイテクを中心にいき

なり元気になりました。

 

日本では政府が東北地方復興の為に消費税の値上げを検討しているとか?確か

に東北地方復興にはお金がかかります。災害がなくても赤字大国ですから、財

源を確保する為には何らかの方法を講じないといけないのですが、もう少し外

国に頼ってもよいのではないかと思います。4月30日に開いたチャリティー

コンサートで強力なサポートをしていただいたロータリークラブの方と話して

いて、次のような事をおっしゃっていらっしゃいました。

「ロータリークラブは世界中にあって、こういう時こそ微力ながら日本を助け

る為に義援金を送ろうと思ったのだが、日本のロータリークラブがそれを拒否

している。確かにチリやスマトラと比べれば、日本の生活レベルは高いし先進

国である。だからロータリークラブとしてチャリティーコンサートをサポート

できる事が非常に嬉しい。」

 

カトリック教会の総本山バチカンの復活祭での献金は日本の復興の為に使われ

るのだそうです。日本のカトリック教会に送金されるのか、他の機関にも寄付

されるのかは不明です。

 

さて、話を戻しますが、消費税の値上げは経済の発展には良くないことは明瞭

です。物が高くなれば買い控えが起こります。ただ、値上げ前の駆け込み消費

は大いに見込めるかもしれません。ドイツで2007年に財政赤字を減らす為

に消費税を16パーセントから19パーセントに値上げしたことがありました。

勿論、消費者は大きな買い物は値上げ前に済ませました。ですから値上がりし

てから当分は売り上げが悪かったのは当然です。

 

私は、日本政府が消費税を値上げして東北地方の復興費に当てるのは悪くない

と思っています。但し条件が伴います。東北地方の被災した人への負担を減ら

す還元方法を考えること。日本政府は意向の打診が非常に下手です。例えば、

これ以上国債を増やして財政に負担を与えたくない、そのために消費税を上げ

るのだ、というメッセージ。それから自粛という名で行われている、何でも中

止を是正しよう、というメッセージをきちんと出すことが重要だと思います。

それから日本の景気に関しては、消費税云々より、円高を早く解消することだ

と思います。疎の為には日銀や政府が外国の銀行、政府の協力を仰いで、円を

下げるモーションを起こすことが大事だと思います。一回世界で協調介入があ

り円高を食止めました。円高を止める為だけでは日本の経済効果にはなりませ

ん。今度は同じような手法で円安方向に振る必要があると思います。もし復興

費用を国債発行でまかなえば、確実に円安に向かったはずです。しかし、それ

をやらないわけですから何らかの対応策が必要になると思います。円が下がれ

ば相対的に日本の製品は安くなりますから外国からの注文は増えますし、日本

の企業にとって売り上げが上がります。日本は加工貿易国ですから、外国に物

が売れないと日本の景気は上がりません。政府が円安にする努力をするのであ

れば消費税値上げも問題ない、と私は思います。

 

原発に関するこんなサイトがあります。

■福島原発施工現場監督より:原発がどんなものか知ってほしい

私は原発反対運動家ではありません。二十年間、原子力発電所の現場で働いて

いた者です。原発については賛成だとか、危険だとか、安全だとかいろんな論

争がありますが、私は「原発とはこういうものですよ」と、ほとんどの人が知

らない原発の中のお話をします。そして、最後まで読んでいただくと、原発が

みなさんが思っていらっしゃるようなものではなく、毎日、被曝者を生み、大

変な差別をつくっているものでもあることがよく分かると思います。

http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html

 

4月25日に元ソニー社長、大賀氏死去されました。大賀氏はカラヤンと組ん

で音楽と映像を結びつけたビデオをたくさん作りました。そして新しいソニー

の技術で録音もたくさん録られました。オーボエが好きでソニーコンクールを

始められたのも氏のお陰です。ご冥福をお祈りいたします。

 

ドイツはEUに後から加盟した東の国に対しての労働許可規制を解除しました。

今までスウェーデン、イギリス、フランスが実施しており、ポーランドなどか

ら来る労働者による労働料金ダンピングや失業者が増大するかもしれない、等

の問題も今の所起こっていないそうです。国境が元東欧諸国と隣接しているド

イツですので、その危惧は他国より大きいようです。

 

インターネットテレビのキーホールTVがもうすぐなくなるそうです。海外で

日本のテレビが見れなくなるのは残念。

http://www.v2p.jp/video/

 

英国王室の結婚式は29日に執り行われました。きっと日本でも中継されたこ

とでしょう。

 

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チャリティーコンサート企画の奇跡        

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3月に風邪を引いていた関係で出遅れましたが4月30日にブレーマーハーフ

ェン市の中心にある一番大きな教会(別名もグロースキルヒェ「大教会」)で

18時よりチャリティーコンサートを行い無事終了いたしました。

 

演奏者たちは全て日本人。ドイツ各地、遠い所ではベルギーからも駆けつけて

頂き、オーボエ(18名)、ファゴット(5名)、コントラバス奏者(3名)

ティンパニー奏者とピアノの伴奏が1名の合計28名の音楽家が演奏いたしま

した。最後にこのメールマガジンで演奏会をご案内し演奏者募集を出していた

時点では参加者20名でした。

 

プロを中核にドイツの音大生、ドイツ音大受験生などが集まり非常にレベルの

高い高水準の演奏会に仕上がりました。

 

前半のアンサンブルやソロの演奏は皆それぞれ高水準で聴衆の耳を奪い、音楽

に浸ることができました。プログラムをこれだけこまぎれにして、そのたびに

演奏者が変わるという条件では、演奏の質を保つのは難しいことです。特にオ

ーボエという楽器は事前の吹き込み無しで演奏するのは大変な危険を伴うもの

です。この事はオーボエを少しでも演奏した事のある方ならお分かりですが、

楽器の温度が一定しないと音程が定まらないし、鳴りの状態も分かりません。

おまけに音を出すのに一番重要なポイントであるリードの湿気状態、開きの具

合の調整無しでいきなり演奏する、という事です。全員がこの難関を見事にク

リアーできた事だけでも、今回のプレイヤーの質の高さが証明されております。

そういうプレイヤーがそれぞれが披露した次々の演奏に聴衆は物音一つたてず

に聞き入ったのです。

 

後半に行われたバッハのコラールの楽譜はゴリツキ教授にご提供頂き、ヘンデ

ルの楽譜は昔ミュンヘンでパッシン・クラスの合奏に使用された楽譜を元に適

当に寄せ集めました。一度使用されているとはいうものの、パート譜などの音

符の確認などを行う時間が無いまま当日を向かえ、ほぼ1時間の練習だけで演

奏会を強行。

 

ところが皆さんの技術に支えられて素晴らしい響きに仕上がりました。「また

やりましょう。」とたくさんの方々から声をおかけ頂き、涙が出るほど嬉しか

ったです。

 

今回のチャリティーコンサート開催は、普通の演奏会と違っていたことがたく

さんあります。

 

普通、演奏会は最低計画期間が半年以上はあるものです。それを4週間以内に

全部まとめる必要がありました。母体となる団体があれば大人数の演奏会も考

えられるかもしれませんが、当初20名を集めることを目標として声をかけ始

めました。ドイツには30名以上の日本人プロのオーボエのプレイヤーがいま

すから学生を含めてオーボエ15名、ファゴット2名、コントラバス1名、ピ

アノ1名を最低確保できればOKと思って企画開始。最終的には最初に申し上

げましたように28名という理想的なメンバーにお集まり頂くことができまし

た。これは普通の状態で行われる演奏会では絶対にありえない事です。だって

プロが、プロに近い音楽家が自腹を切って時間を裂いて参加するのです。

 

企画を始めて各方面からすぐに協力を得ることができました。これも異例のこ

とです。ブレーメン独日協会のハース会長、ハンブルク領事館、ブレーマーハ

ーフェン市議会が協力を引き受けて頂きました。大きな会場として市の一番大

きな教会グロースキルヒェにも場所を無料でご提供して頂く事が決まりました。

これらの機関を動かすには通常こまかな審査が必要となります。それを企画を

説明しただけで質問もなしに直ぐにOKを出して頂けたのです。

 

出演者は報酬無しだけではなく交通費、日当も自腹です。当日の食事だけでも

何とかならないものか、と思っていた時にブレーマーハーフェン市と近辺のロ

ータリークラブが合同で費用負担を引き受けてくれる事になり、レストランの

予約まですべて行って頂きました。宣伝にはブレーマーハーフェンを中心に出

している新聞社ノルトゼーツァイトゥングがポスターを、そして新聞広告を社

の費用で引き受けてくれました。当日のプログラムは教会が出してくれました。

コピーや郵送代、紙代、プリンターのインク代などの諸経費は市の文化委員会

が特別に予算枠を急遽都合してくれました。コピー屋さんのオーナーは追加で

私がこしらえたポスターのカラーコピー分だけ料金を徴収し、楽譜のコピー代

は無料にしてくれました。ラジオブレーメンは記者を派遣してインタビューに

までやってきてくれました。

 

東北の震災という特別の状態にあったことは確かです。そして私が今まで何の

面識を持っていなかったドイツ人たちも直ぐにご協力いただけた事には自分で

も驚いております。それだけ皆、日本の事、東北の震災の事を自分の家族の出

来事のように身近に感じてくれていたのです。

 

そしてご参加いただいたプレイヤーの方々だけでなく、今回ご参加頂けなかっ

たけれども義援金のご寄付を頂いた方もいらっしゃいます。不参加でもご一緒

に参加者を募って頂いた方々も数多くいらっしゃいます。

 

残念ながら聴衆の数は200人前後。それでもコンサートにいらして頂き、義

援金にご協力頂きました。期待した金額よりは少なかったのですが、この少し

づつのお金でも集まれば結構な額を集められます。

 

こんなに多くの方々に支えられて実現した演奏会で、私個人の融通がきかない

というドイツ人への見方が変わりました。

 

実は元々、この編成でヘンデルの「王宮の花火の音楽」を行うことは去年から

の私の夢だったのです。今年は日独通商150周年であることは何度もメール

マガジンでお知らせしておりますので読者の皆様はご存知の事だと思います。

今年の5月14日にハンブルクのアルツター湖で花火大会が計画されており、

去年の今頃からハンブルク領事の方と計画を進めておりました。企画は今回の

日本人だけの音楽家だけでなくドイツ人の、いや、北ドイツの音大生をも含め

た多国籍のプレイヤーの演奏で花火と一緒に生演奏しようという企画で、既に

いくつかの大学の先生方にも協力を要請しておりました。とは言ってもお金の

かかるお話です。領事館にはプロモーションはして頂けても予算はありません。

花火の企画の中心になるスポンサーは日本企業が多数参加しているハンブルク

日本クラブです。そこへこの企画を提出しましたが我々の計画にお金を出して

しまうと他の年間予定している企画に支障をきたす、という事で企画は実現し

ませんでした。実際には震災の影響(自粛)ということで企業がスポンサーを

降りてしまい花火の催し物自体が中止になってしまいました。

 

ですから、こういう非常事態の中でのチャリティーコンサートが実現した事は

私個人にとっては奇跡に近い思いなのです。

 

何度も書きますが、多くの方々に無条件で支えられた演奏会というのは奇跡的

であり、更にダブルリードのこのような大勢の質の高いプレイヤーにお集まり

頂き、音楽的にも素晴らしい演奏会を行えることは、今後2度と出来ないだろ

う、と思っています。

 

演奏会が無事終了して、ご協力いただいた各方面の方々に深く感謝すると共に、

東北地方の方々のご健康と、これからの復興を心よりお祈り申し上げます。

 

(プログラムとゲネプロの様子を私のホームページに掲載しております。)

http://www.oboeinfo.de

 

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ビンラディン射殺は合法でしょうか?    

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最近の大ニュースは皆さんもご存知のようにビンラディン射殺に関する事です。

2日、アルカイダの首領オサマ・ビンラディンを射殺したとオバマ米大統領が

発表しました。ビンラディンが潜伏していたのはパキスタンの首都イスラマバ

ードから少し離れた所。そこにはパキスタンの軍人養成学校があり、彼が住ん

でいたのはそのすぐ脇だとか?

 

アメリカ人はグランド・ゼロやホワイトハウス前で夜間にお祝いをしたようで

す。世界中が現在アルカイダの報復を警戒しています。

http://www.n-tv.de/mediathek/videos/politik/Bin-Laden-stirbt-durch-Kopfschuss-article3234816.html

 

ドイツのメルケル首相はオバマ米大統領に、「おめでとう、ビンラディンが死

んだことは大変喜ばしいことだ。」と発信し、野党の政治家はどんな場合であ

れ人の死を喜ぶのは非常識と反論しています。ドイツメディアではパキスタン

政府への許可なしに行われた特別部隊の奇襲が法律的に許されるのか、更に、

外国で他国の部隊がそのような行動をとっても良いのか、という法的議論が提

起されています

 

もしこれが国際法で合法であれば、アサンジがアメリカの敵ナンバーワンとみ

なされた場合イギリスにアメリカの特殊部隊が奇襲する、なんて事も許される

ことになります。

 

もし国際法でこの行為が非合法とされたらアメリカはパキスタンに謝罪しビン

ラディンの親族に保証金などを支払う義務あるいは罰金をもかけられる事にな

りそうです。しかし現在の世界的な世論はアメリカの言いなり。そしてアメリ

カはパキスタンに対して何年もビンラディンをかくまっていたと強く当たって

います。

 

今までのアメリカが起こしたアフガニスタン戦争はいったい何だったのか、と

いう事は誰も言いません。

 

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ソーシャルネットワークの新しい使い方(強盗版)           

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5月3日のテレビ番組でフェースブックなどを使った強盗が増えているという

報道がありました。アパートや家の持ち主がソーシャルネットワークに自分居

場所を書いたり、休暇に出かける予定などを書き込んでいる場合、強盗にター

ゲットになるんだそうです。実名と住んでいる都市が情報として公開されてい

れば住所、電話番号を割り出すのは意外と簡単です。本人が留守の間に大掛か

りな組織的な強盗団が空き巣に入り、家のものそっくりトラックで持ち去るそ

うです。

 

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ドイツ大学入試、今年は狭き門 

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ドイツの教育システムの改良?で、今まで13年勉強した後に大学に進学して

いたのを12年に短縮。今年はそのシステム導入の境目の年で、最後の13年

教育を受けた卒業生と、新しい12年で卒業した人と重なります。つまり大学

受験生が一挙に2倍になります。大学生はしかし今年だけ2倍に増やすのは講

義室、大学の先生の問題もあり不可能です。しかし大学側もできる限りの対応

を講じるようですから大学生が増えます。そうすると学生に貸すアパートが不

足し家賃があがります。1年だけの事とはいえ、大学浪人が増えればそれだけ

入試難は後にもずれ込む事になります。当分はドイツ人だけでも受験者が増え

そうです。

 

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<日本で楽譜が手に入らない時>

 

オーボエの楽譜の出版はほとんどが輸入版です。そしてピアノやヴァイオリン、

声楽などに比べると売れる版数が少ないので、そもそもオーボエの楽譜を取り

扱ってくれる楽譜屋は非常に少ないのが現状です。ドイツやオーストリアに来

られた時にオーボエ関係の楽譜を沢山買えた、というご経験がある方がいらっ

しゃると思います。ベルリン、ミュンヘン、ケルン、ヴィーンなどの大きな都

市の楽器店には日本の楽譜屋よりはるかに多い楽譜が揃っています。そして何

と私の住んでいるブレーマーハーフェンにはダブルリードの楽譜の専門店があ

るのです。普通の楽器屋にある楽譜コーナーとは違い、ダブルリードのソロか

らアンサンブルまで出版されている楽譜の事ならほぼ全て分かります。日本で

楽譜が手に入らずにお困りの方、ご相談に応じます。

 

 

<全国のブラスバンドの指導者の方々へ>

 

オーボエという楽器は難しい楽器ではありません。初心者にいろいろな楽器を

同時に与えると、金管楽器は「プスー」と音にならず、フルートは「ヒュー」

と空を切る音ばかりで目眩がする。そんな中、オーボエは早くも音を出す事が

でき、すぐに音階も演奏できる楽器です。とっつきやすいのですがきちんとし

た指導者がいない場合は上達が難しいのは事実です。1日3時間、休日は6時

間以上練習する生徒さん方に悪い練習方法でトレーニングを強いると、悪い奏

法を身につけるために練習している事になります。

 

毎年、夏に東京、高松、浜松でのオーボエクリニックに講師として招かれ、初

心者を中心に指導を重ねております。コンクール前で集中しなければいけない

時期、生徒さん達が基本にしっかり戻る為の機会を設ける事は大変重要です。

またプロの演奏家でも一つの演奏会が終了し、次の段階にステップする場合で

も、常に基本に戻る事は忘れません。

 

きちんとした指導者がいない地方で、オーボエの生徒さん方とご一緒に奮闘さ

れている指導者の方でオーボエクリニック開催をご希望の際はどうぞ私にご相

談ください。ご一緒に方法を考えてみたいと思います。


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