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第１２回ノイス・マイスターコース
日程 ３月２８日〜４月３日
場所 ノイス
講師 エマヌエル・アップビュール、ダビット・ワルター
料金 ４９５ユーロ 宿泊＋２食付
申し込み Uwe Henze GmbH
詳細 http://home.arcor.de/sw_de/nmk_12.htm
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マイスターコース
日程 ３月２８日〜４月３日
場所 ドイツ Ｚｅｔｅｌ（ニーダーザクセン州）
講師 ファビアン・メンツェル
料金 ３００ユーロ 宿泊食事込み
締め切り ２月２０日
詳細 http://home.t-online.de/home/kultur/oboe.htm
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フランクフルト ミュージックメッセ
４月６日〜９日
世界で一番大きな楽器、ミュージックソフト、楽譜、などのメッセ
http://musik.messefrankfurt.com/frankfurt/de/home.html
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読者の皆様、
お元気でお過ごしでしょうか？
ドイツは春の匂いがやっとしてまいりました。日中気温７度。庭には小さな花
が咲き始めております。雪割り草、というのでしょうか？白い小さなベルのよ
うな形をした花が満開です。クロッカスも花をつけています。
春になるとドイツ人たちは何をするのか？
Ｆｒｕｅｈｊａｈｒ Ｐｕｔｚという言葉があるくらいです。Ｆｒｕｅｈは「
早い」と言う意味。ｊａｈｒは「年」、Ｐｕｔｚは「掃除」です。この場合、
Ｆｒｕｈｊａｈｒは年初めではなく「春」を意味します。
外を散歩すると、やっていますね、ドイツ人たち。ほうきを持って外を掃いて
います。
Ｆｒｕｅｈｊａｈｒ Ｐｕｔｚはドイツの国民行事です。（笑）
昨日は天気も良かったので娘の散歩に付き合って１時間ほど野原を歩いてきま
した。娘は時々、友達の犬を拝借して散歩をしているのです。我が家から１０
分も歩くと住宅地から離れ、野原や森があるので、日中は結構たくさんの人た
ちが散歩をしています。そんな散歩をしている人の中で、リヤカーを押してい
る人たちがいるのです？？？
そういえば、もうすぐ復活祭。復活祭の時に庭の木を切った枝や、燃えるごみ
を集めて大きな火を起こします。オースターフォイヤーというのですが、そこ
に人々が集まって呑んだり騒いだりします。このオースターフォイヤーの場所
に皆さん、せっせと木々を運んでいらっしゃる風景でした。
Ｏｓｔｅｒｎ（オースター）の為の卵の飾りつけはこれからのようです。この
卵についてはバックナンバーをどうぞご覧下さい。
http://homepage3.nifty.com/~motohasi/oboe/magazine/backNr03/backnr35.htm
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■ バイエルン・ミュンヘン
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ドイツでスポーツと言えば、まずサッカーなのですが、ドイツ・リーグ戦で首
位だったバイエルン・ミュンヘンが日曜日にゲルゼンキルヒェンがホームグラ
ンドのシャルケ０４に破れ首位交替。シャルケ０４では、去年の優勝チーム、
ヴェアダー・ブレーメンからトレードで獲得したアイルトンが大活躍。
チャンピオン・リーグはヨーロッパの最優秀サッカーチームを決定する勝ち抜
き戦。ドイツチームではヴェアダー・ブレーメン、バイヤー・レバコーゼンが
破れ、残りはバイエルン・ミュンヘンの１チームのみ。
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■ ミス・ヨーロッパ
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Shermine Shahrivar、ミス・ドイツが１３日パリで行われたミス・ヨーロッパ
選考会で優勝。２２歳。３５名の美女から選ばれた彼女の父親はイラン人。ド
イツ語、イラン語、英語、フランス語を話す。賞金５万ユーロ、１万５千ユー
ロの首飾りを獲得。専攻は政治学。
どんな人か見てみたいですか？
ご覧になるだけでしたら、どうぞ！
http://www.spiegel.de/fotostrecke/0,5538,PB64-SUQ9ODEwNyZucj0z,00.html
WEITERをクリックすると次の写真に進めます。
ご参考までに、彼女は１メートル７４センチ、体重５３キロだそうです。体重
はあなたと同じくらいだけど・・・・。
ついでにもっと目の保養をしたい方のために（すみません、女性の方々！）
ベルリンのファッションショーは
http://morgenpost.berlin1.de/z/photos/index.php/overview/hewi0506
（女性のあなたもヨーロッパの流行は気になると思いますので・・・・）
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■ ヨーロッパ旅行 どこが安い？
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ドイツ人は日本人と同じように旅行の好きな国民です。バカンスのことをドイ
ツ語ではＵｒｌａｕｂ（ウアラウプ）と申しますが、ドイツ人がウアラウプに
出かける時期は、復活祭、夏休み、クリスマス休みにほぼ集中しております。
この休み前になりますと、「お休みはどちらに？」という話題が多くなります。
オケマンにとっての休みは夏休みだけですが、今頃からそろそろ旅行の計画を
立て始めます。
ドイツ人のウアラウプを行う国は、多い順に、ドイツ、スペイン、イタリア、
オーストリア、トルコ、フランス、ギリシャ、デンマーク、元ユーゴスラビア、
ベネルクス諸国・・・・・。
気になるのはお値段の方です。
安いのはトルコ、ギリシャ、クロアチア、ドイツの順番。
高いのはフランス、イタリア、スロバニア、スペインの順。
ウアラウプは大体において働いている人がバカンスに行くことを指したドイツ
語で、学生の休みはＦｅｒｉｅｎ（フェーリエン）と呼ばれます。
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■ ホモのペンギン
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日本でも報道されたらしいのですが、このブレーマーハーフェンの動物園での
お話です。
この町にも大変かわいらしい動物園がございます。白熊を水槽の外から観察で
きたりアライグマが手を洗っているところを目の前で観察できます。
この動物園にペンギンがいるのですが、どうも雄のペンギンばかりだったよう
です。飼育係りがペンギンの後継者をつくろう、と発案し雌のペンギンをよそ
の動物園から借りてきて檻の中へ一緒に入れたところ、雄がまったく興味を示
さないそうです。
可能性は２つありますよね！
本当にホモの場合。あるいは、趣味に合わない場合（ぶす！とはっきりは申し
ませんが）
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■ 携帯 盗難防止は？
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日本で盗難防止の為に、自分の顔をカメラで写し、本人かどうか認識するソフ
トを入れた携帯が発売されたそうです。
実は私はまだ家族の中でただ１人、携帯電話を所持していない人間で、必要な
時に家内の携帯を拝借して出かけるのですが、こういうシステムは困ります。
また、例えば暴漢に襲われ顔が腫上がっていたり、血だらけになっていて、自
分の携帯に入れず警察に連絡が取れなかったらどうなるのでしょうね？
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■ チェビット CeBIT
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現在、ベルリンではＩＴＢ（Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ Ｔｕｒｉｓｔｉｋ
Ｂｏｅｒｓｅ）と呼ばれる旅行関係のメッセ、つい最近まではジュネーブでモ
ーターショーが行われていました。
毎年春に行われる、インターネットとコンピューターメッセ、チェビットは今
年もドイツのハノーファーで行われています。
http://www.messe.de/
期間は今月の１０日〜１６日までです。
個人的に興味があるのが、ドイツでこれから商品として売り出されるインター
ネットテレフォンに関してです。各電話会社が宣伝と説明を行い、実際にメッ
セで無料体験ができるはずです。
この方式はインターネットのＡＤＳＬ回線に加入していることが前提条件です。
方法は２種類あるようです。一つはコンピューターを通して電話をする方法。
もう一つはアダプターを使う方法です。
最初のコンピューターを使用する方法は、ソフトを使用しコンピューター同士
をつなぎ、コンファレンツも可能。チャットのボイス版です。問題はいつもコ
ンピューターをつけていないといけないようです。
アダプターを使用する場合は電話回線と電話機の間にアダプターを取り付け、
電話をかけます。個人的にはこの方式の方が使用価値がありそうです。
このメッセから、この方式の電話を提供する会社も多く、値段などを比較する
のはメッセが過ぎてから、と言うことになりそうです。
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■ アメリカの貿易収支赤字について思うこと
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現在、米ドル安が続いています。原因は双子赤字と云われています。国家予算
の大赤字は国債を発行して借金を増やしているわけですから、当然国全体、国
民への赤字負担は大きくなります。私がいつも不思議に思うのが、もう一つの
貿易収支赤字です。
私は音楽家で、経済学者ではありませんから、正確なことは申せません。ただ、
この米国の貿易赤字が米ドル安につながるという事は、私には世界の七不思議
の一つなのです。
例えば、インテル社が東南アジアでチップの生産をさせています。このチップ
をアメリカに逆輸入し国内販売します。アメリカでの生産は外国に輸出されな
かったとすると、貿易収支では輸入のみとなります。インテルはアジアで生産
したチップを安く輸入し、アメリカで高く売ります。アジアのインテル支社は
安く生産して世界中にチップを売っていますから、本社、支社共に利益を上げ
ることができます。インテル本社が支社の利益を回収したとしても、貿易収支
には数字として上がらないと考えます。どこの国の会社も大手になればなるほ
ど、生産工場を賃金の安い国に移しています。そのような多国籍企業が多くな
ればなるほど米国の貿易赤字は増える一方です。それでもその多国籍企業は国
家予算の赤字のように企業自身を負担に追い込むことにはならず、かえって企
業の利益を拡大できるのです。
ドイツ企業もどんどん旧東欧へ工場を移しています。旧東欧は現在ＥＵ加盟国。
流通もうまくいきますし（関税がかからない）、賃金もまだドイツよりはかな
り低いです。
多国籍企業全体のお金の流れを貿易収支に盛り込もうとするのはまず無理だと
考えます。貿易収支の数字は、私が思うに、税関を通した数字だと思われます。
逆輸入商品も全て輸入として数字に出てしまうと思うのです。
どなたか、ご専門の方でこの私の不思議を解決していただける方、是非お便り
いただけませんか？
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■ 米ドル対ユーロ
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３月に入ってから、韓国政府が、次に日本の小泉首相が外貨備蓄の配分を考え
る、という趣旨を発表しています。そのような発言をしなくても米ドルは不安
定なのです。各国が発表はしなくても同様に考え不安定な米ドル回避を少しづ
つ実行に移せば、米ドルが強くなる見込みは非常に薄いことになります。
アメリカの機関投資家で有名なウォーレン・バフェットも今年になって米ドル
安へのオプションを７パーセント追加しているということです。
アメリカ政府は米ドル安をたぶん歓迎しているのだろうと思います。米ドルが
安くなれば輸出を拡大できます。輸出が拡大できれば国内産業が活発になりま
す。国内産業が活発になれば税金も増え、国家予算が軽減ざれます。赤字国債
も実質上の目減りが起こります。
この程度の景気問題で済んでいるうちは問題がないのですが、経済学者の間で
はドルの暴落の危険を訴える人も少なくありません。
下のリンクは過去５年間のユーロの米ドルに対する推移です。リンクが長いの
で切れている場合は恐れ入りますが、ペースト・コピーにてお願いいたします。
http://www.is-asp.pbc.maxblue.de/chart/maxblue_chart_small_index?symbol=DUSDEUR.TGT&hist=36&
現在ユーロ圏の景気は原油高、ユーロ高の影響で伸び悩んでいます。ここで更
なるユーロ高になると、景気は後退します。米ドルが暴落するとユーロ圏の景
気にも悪影響であることは云うまでもありません。
ドルに関しては２２日のＦＥＤの金利発表に、今週はまたＯＰＥＣ会議にも注
目が集まっています。
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■ ホームページ訪問２ 「浜松オーボエネットワーク」
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訪問第２号は「浜松オーボエネットワーク」のホームページです。
http://www.hamq.jp/i.cfm?i=NB26772
まずはご本人からのメッセージです。
友人のチューバ奏者兼吹奏楽指導者とお酒を飲んでいたときに、今時HPくらい
は持っていなければだめだという酔っぱらいの話になりまして、オーボエは他
の楽器に比べて人数が少ないのだから、浜松のオーボエのネットワークのため
にＨＰを作ったら？と言われ、その勢いで、そのまんまのタイトルのサイトを
立ち上げてしまいました。実際には、仲間とは、メールや携帯電話、あるいは
直接お会いしてお話ができますし、オーボエの情報が欲しければ、もっともっ
と素晴らしいサイトがネット上にはたくさんあります。ところが、浜松のよう
な地方都市では、中高生を始めオーボエ初心者にとって練習方法を知ったり、
プロにレッスンをお願いしたり、オーボエに関する情報を得たりするのが困難
なときがあります。そんな時に、微力ながら私の知識や人脈がお役に立てれば
と考えています。今までにも何人かの方からメール等で連絡をいただき、楽器
の選び方や最低限の知識、先生の紹介、オーボエのサイトの紹介などを行って
きました。幸いにして、みなさんに喜んでいただけました。これからも私の勉
強を兼ねて、まったりペースで運営をしようと思います。みなさまどうぞ、お
時間のあるときには訪問してやってくださいね。
>「ひくまえきちょう」というニックネームについてですが、どの様な課程で
>このようなお名前になったのでしょうか？私には大変ユニークに聞こえます。
っています。拙宅は、その「曳馬駅」の真横にあります。本当に、もう駅から
細い道１本、５ｍくらい離れているだけなのです。因みに「曳馬駅」の番地は、
拙宅と同じです！幼少の頃には、駅長さんがいて、昔のことですから電車の本
数も少なく、彼が暇なときには、本を持って遊びに行くと駅長さんがその本を
読んで聞かせてくださったものです。今は駅長さんがいない無人駅なので、
「曳馬駅長」は架空のものになりますから、ハンドルネームにしてもかまわな
いかなと思いました。また子供に本を読んでくださる駅長さんのお人柄や街と
街とを繋ぐお役目などを考えると拙ＨＰタイトルの「ネットワーク」にもふさ
わしいと考えました。
>浜松で音楽の先生をしていらっしゃる「曳馬駅長」さんが、当地でオーボエ
>を普及させたいという心意気の感じ取れるホームページです。この近辺でオ
>ーボエを演奏している方、これからオーボエを始めたいけれど、どうしたら
>良いのか分からずお困りの方、どうぞ「曳馬駅長」さんにご相談下さい。ま
>た全国で同じようにオーボエ普及に携わっていらっしゃる方、「曳馬駅長」
>さんのホームページを訪れてみてください。
http://www.hamq.jp/i.cfm?i=NB26772
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■ オーボエ奏者として考えている事 2
「アンサンブル」その３ メロディー（パートIII）「運命」その１
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普段、ソロの曲を勉強しているとほとんどがメロディーで、例えばオーボエ協
奏曲の中で、ソロのオーボエ・パートがリズム打ちに回ったり、ハーモニーに
回ることは少ないですね。オーケストラでも高音域を受け持つオーボエは、美
しいメロディーを奏でる役が多く、オーボエを演奏したいと思ってこの楽器を
始めた方々は、この音楽の主役的メロディーに誘われた方が多いのではないで
しょうか。元ＮＨＫ交響楽団のオーボエ奏者似鳥先生は「オーボエはオーケス
トラのプリマドンナ」と述べていらっしゃいます。私もオーボエ奏者として是
非そうありたいと願っております。
音楽の持つ意味、時代の背景以外にも旋律を演奏するに当たって気をつける事
があります。
バックの伴奏。つまり自由に演奏してよいのか、ある程度の制約がメロディー
に加わるのか、を判断する必要があります。
まず、何の伴奏からの制約が、一見するとまったく無い様に感じる、皆さんご
存知のベートーヴェン作曲の交響曲第５番「運命」の１楽章にあるオーボエの
ソロです。伴奏がいっぺんに消え去りソロ・オーボエだけが残り、カデンツを
演奏します。このカデンツ、まったく自由奔放、思うがままに演奏しても良い
のでしょうか？それとも何らかの制約が働いているのでしょうか？
このような音楽の解釈に関するテーマは音楽大学では始終討論されます。アマ
チュアの方々もお酒を飲みながら夜を徹して語り合えるテーマですから、時々
論議される方も読者の方の中にはきっといらっしゃることと思います。
メールマガジンでは私が書くだけの一方通行で、皆様と意見の交換ができない
のが残念です。皆さんのお考えをメールでご連絡頂ければ幸いです。メールを
頂かなくても、各々、次号の私の結論を読まれる前に、ご自分でお考え頂きた
いと思います。
譜面は次をクリック
http://home.tiscali.de/oboeinfo/jpbeethoven-sinfonie5.htm
という訳で、この続きは次号に持ち越したいと思います。
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